2015年1月29日木曜日

脳の活性化と入試時期


今年も入試本番の時期になりました。


「勉強をもっとやっておけばよかった!」

と思っている中3生もいるかもしれません。


この「勉強」ですが、ある見方をすれば、

脳の運動であり、物事に取り組む姿勢を育みます。

したがって、脳が活発に動かない状態では

知識を定着させることができませんし、

入試では実力を充分に発揮することができません。


では、脳を活発に活動させるには、どうしたらよいか?

脳の活性化のためには、「睡眠」が一番と説明されますが、

一時的に脳力をアップさせる食品や栄養素があるので、

下記のとおり、挙げておきます。


■カフェイン
  コーヒーなどを飲むと摂取することができます。
 ドーパミンやノルアドレナリンが放出され、脳が覚醒状態になり、
 集中した状態を作ることができます。

■糖分
 糖分は「脳の栄養」です。カカオには脳を活発化させる成分(ただし超短期的)
 が入っていますので、チョコレートなどが良いでしょう。

■お米
 炭水化物を含むお米は、すぐにブドウ糖に変化して脳の栄養となります。
 
■ビタミン各種
 ビタミンも脳を活発化させます。
 特に「酸っぱいビタミン入りの飲料」が良いでしょう。


特に中3生は集中力を高めて、

ラストスパートをがんばってもらいたいと思います(^^)! がんばれ!受験生!

2015年1月21日水曜日

お子様の未来を創る

ついつい「勉強しなさい!」と怒鳴ってしまう・・・

先日も、入塾をご検討中の保護者様よりご相談を受けました。

時と場合により、感情的になってしまうことはあるかもしれませんが、

残念ながら、『勉強しなさい』と頭ごなしに怒鳴っても意味はありません。

むしろ、「お子様の反発心」というデメリットの方が大きいと言えます。


では、どのように学習意欲を引き出すのか?

学習意欲を引き出すには、勉強の必要性をお子様に感じさせることです。

必要性といえば、誰でも通ることになる「進路」がよい題材になります。

『志望校はどこにする?』『高校はどうするの?』『将来、どんな仕事をしたい?』

お子様と一緒に将来について話す機会を、少しずつでも良いので

とるようにしてください。

最初はお子様が「将来こうしたい!」と言うことは難しいかもしれませんので、

問題提起をすることによって、毎日少しずつお子様が「将来について考えられる」

ようにすることが大切です。これは、思考力や計画力にもつながってきます。


お子様と将来について具体的な話ができるようになってきたら、

保護者様もお子様の進路について、勉強しなければなりません。

私共のような学習サポーターへご相談いただく方法がありますが、

具体的に勉強面、成績面、学校情報等に紐づけての「進路指導」が必要になります。


お子様、保護者様、学習サポーター。

三位一体の集大成が「お子様の未来」・・・と言っても過言ではありません。

勉強に意欲がないお子様でしたら、ぜひご相談ください。

多くの事例をもとに、一緒にお子様の未来を創っていければと存じます。

2015年1月16日金曜日

一生懸命やっているのに成績が上がらない理由

一生懸命やっているのに成績が上がらない!

提出物などもしっかりと出す、まじめな生徒によくあるパターンです。

入塾後、「なぜ成績が上がらないか」を生徒に伝えますが、

要は、理解できていないところや、覚えていないところを

間違えて結果が出ないので、

間違えた問題をしっかりやり直すこと」が大切です。


自分の弱点としっかり向き合い、自分を鍛える

という意識が重要なのですが、

作業的に取り組む傾向にある人は、一見まじめで素晴らしいのですが、

「自分を鍛える」という点が抜けていることがあります。


少々厳しい言い方になりますが、

ただ問題を解いただけで終わらせてしまうのは、

最も重要なところをないがしろにしている勉強だと言わざるを得ません。


もちろん、問題を解くだけでも全く意味がないというわけではありませんが、

解ける問題と解けない問題の境目を見つけることができるかどうか

が非常に重要です。子ども達には勉強の取り組み方、考え方を

きっちり伝える必要があります。


ショウインでは、「解ける問題と解けない問題の境目」を見つけるのに

学習システムを大いに利用しています。

ですので、「できない問題をできるようにしていく」ということが

誰でも自然に取り組めるようになっています。


もっと多くの子ども達に、正しい勉強のあり方を伝えていきたいと思います。

2015年1月9日金曜日

学習上の「ある変化」と勉強姿勢

ショウインで指導を受けている生徒は、
当然ながら、学習上「ある変化」が出てきます。

・どの分野が変化しているのか?
・学習行動のバランスに偏りがないか?

など、指導上考えなくてならないポイントがあります。


学習行動は、主に以下のような点に注目します。


[ 情報収集 ]
・興味のあることは調べずにはいられない
・わからないことがあると、いろいろな方法で調べている


[ 自発学習 ]
・テスト等があれば、自分で計画をたてて勉強する
・自分から取り組んでいる


[ 挑戦行動 ]
・これまでよりも、難しい問題に取り組む
・難しい問題に出会うと、よりやる気が出る


[ 深い思考 ]
・もっとうまい解き方、解法がないかを考える
・深く調べて用語を覚え、さらに関連させて知識を増やせる


[ 独立達成 ]
・できるだけ自分ひとりの力で課題をクリアしようとする
・難しい問題にも、すぐに周囲に頼らず、くらいつくことができる


[ 共同学習 ]
・友達に教えることが、実は一番自分が勉強になることを経験的に知っている
・友達と協力して学ぶことができる


ショウインでは、自主自立の学習姿勢を育むことが
重要であると考えていますが、
お子様が生涯活用できる学習姿勢を育むためには、
成長過程でいくつもチェックすべき点があります。

5教科の得点を伸ばすことは当然ですが、
もっと深い「勉強姿勢」の面から、学習への向かい方を
伝えていければと考えています。

2015年1月4日日曜日

年始の挨拶と教育改革(日本)

明けましておめでとうございます。

2015年になりましたね(^^)
中学3年生にとっては、追い込みの時期です。

入試は朝からですから、試験開始時に頭がフル回転
できるように、早寝早起きのリズムをしっかりと
身に付けてもらいたいと思っています。

※勉強をがんばり過ぎて、夜型になっている子は
 徐々に朝型へ戻しましょう!

さて、今回は年始ということで、これから行われる
教育改革について書いておきます。
 教育改革といっても、大学入試改革なのですが、
この改革は高校教育から中学、小学とつながって
関連してきます。決して無関係な話ではないので、
方向性として知ってもらえたらと思います。


<「大学入試改革」として現在進んでいる事>

今の大学入試センター試験を廃止。
→ 知識の活用力を問う新しいテスト「大学入学希望者学力評価テスト」を導入。
→ 年複数回実施
→ 2020年から開始
→ 今の小学校高学年の児童が受験にさしかかる時期になります(重要)

高校在学中に学習の到達度をはかるため、
「高等学校基礎学力テスト」という新たなテストを設ける。
→ 進学や就職の際の学力の証明として使える

大学は、個別試験では、筆記だけでなく、小論文や面接、
志望理由書など様々な物差しで学生を丁寧に多面的に評価する。
→ 大学はどんな学生が欲しいのか、
   学生を選ぶためにどんな試験を行うのかを明らかにする。



大学入試を変えることは、大学だけにとどまらず、
高校・中学・小学を含む教育全体の改革につながります。

このため、大学入試改革と歩調を合わせて、
子ども達の思考力や判断力などをしっかりと育成して
いかなければなりません。

知識だけが頭に詰め込まれていれば良い時代ではなく、
どんな目標があって、なぜ学ぶのか、
しかも自分の言葉として表現もできる必要があります。

ショウインが重要視する「自主自立の学習姿勢」が、
本当に求められる時代になっています。

本年も子ども達の能力を最大限に伸ばすため、
気持ちを新たに、鋭意努めさせていただきます!(^^)