2015年4月25日土曜日

2020年東京オリンピックと日本の教育

2020年、東京オリンピックに向けて、
小学校における英語教育を、
現在の5年生ではなく、3年生から実施・・・。

文部科学省は、2015年から小中高校の
学習指導要領の改定へ向け、
本格的に動き出しています。

今回の学習指導要領改訂のポイントは、
小学校での英語教科化をはじめとする英語教育改革、
高校での日本史必修化や新科目創設などが柱
と言われています。

英語については、外部の検定も積極的に活用するなど、
いろいろな話題が挙がりながら、
国内の英語教育熱が高まると予想されます。

一方、文部科学省は「日本人としてのアイデンティティ」
に関する教育の充実も挙げています。

東京でオリンピック・パラリンピックが開催される2020年を
一つのターゲットとして、我が国の歴史、伝統文化、
国語に関する教育を推進


◆国語教育
→ 小学校で計84時間増、中学校で計35時間増
小中高等学校を通じて、国語科をはじめ全教科等で
説明、論述、討論等の言語活動を充実

◆伝統文化・歴史教育
→ そろばん、和装、和楽器、美術文化等の充実、武道の必修化

・小学校-我が国の文化遺産の学習を新設
・中学校-授業時数増、130時間(25時間増)
・中・高等学校-近現代史の重視


国際的に活躍できるスキルとしての「英語力」と、
日本人としての「伝統・文化・歴史」、
そして、礎となる「国語力」の充実

ということですね。

もちろん、これまで同様、数学や理科も「技術大国ニッポン」として
重要なことは言うまでもありません。

もうすでに動き出していることですが、
時代の流れを考慮しつつ、「自ら学ぶ姿勢」「勉強習慣」が
しっかりと身に付くよう、子どもたちを指導して参りたいと思います。

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