2011年12月18日日曜日

中学教科書の改訂

平成24年度は、いよいよ中学校教科書が大幅な内容増で改訂します。
「理数強化」というテーマが挙がるように、特に注目したいのは
「数学」「理科」の2教科の教科書です。

中身としては、ゆとり教育(2002年)以前に戻ったというのが
正直なところです。(数学なら、中学1年で球の体積と表面積を
求める公式が復活。中学3年では、「二次方程式の解の公式」が
復活などは、わかりやすい例になるかもしれません。

数学はもちろんのこと、理科も内容が増量されます。
パターン的な基礎学習だけではなく、発展的な思考学習を
文部科学省は、学習指導要領で示していますが、学年ごとの
分断された学習では、「できる、わかる」と、「できない、わからない」
の2極化が進むと予測されます。このことによって、学習に対する
意欲や取り組み方に影響がでることが考えれます。

以上のように、こういった学習格差をうめるには、
塾の存在や家庭学習の定着が欠かせなくなります。
(※すでに、そういった学習姿勢の定着の指導が塾を中心に
小学校低学年を対象にすすめられています。)

小学校・中学校の段階で、学習姿勢=自立学習姿勢を
身につけるかが、教育現場において大きな課題です。
この点は、ネット学習塾「ショウイン」の使命を再確認するとともに、
学習サポートもきっちり強化していきたいと思います。

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