2012年8月24日金曜日

「過程がどうであったか」も重要です

あるショウイン塾生の話ですが、

この夏は 「やり切る(100%)」 ということをテーマに指導をしました。

具体的には、ショウインの英作文で31種の短文を

丸暗記させるというものです。


完全入力形式の「英作文」モードでは、

丸暗記ができているかどうかという点を問う形式と

考えることができます。

英語を覚えるということが体験的わからない子でしたので、

最初のうちは、20%も正解しませんでした。


繰り返し書いて、覚えて、発音して・・・

毎日あえて「確認の時間」をとり、

完全に覚えることをゴールとして取り組ませました。


試験では結果を求めるものですが、

勉強は必ずしも「結果」ばかりが重要ではありません。

「過程がどうであったか」も重要です。


1日目 ・・・ 20%正解
2日目 ・・・ 38%正解
3日目 ・・・ 51%正解
4日目 ・・・ 30%正解 ※連休が入ったので大ダウン(^-^;
5日目 ・・・ 55%正解
6日目 ・・・ 70%正解
7日目 ・・・ 79%正解
8日目 ・・・ 72%正解 ※連休が入ったので小ダウン(^-^;
9日目 ・・・ 80%正解
10日目・・・ 88%正解
11日目・・・ 95%正解
12日目・・・ 100%正解


毎回、結果を生徒と確認しながら、

次のことを伝えました。


○ 前回からの時間が経つほど、忘れてしまうものだ
○ 一回覚えたことは、覚えなおすまで短くて済む
○ 覚えることを繰り返すと、長い記憶になってくる
○ 8割以上をとろうと思ったら、大きな壁がある
○ 8割以上の壁に打ち勝つ注意力、集中力が必要
○ 100点(ゴール)の達成感がどうだったか? → 笑顔(^^)


「継続は力なり」ですが、多くの子どもたちには

言葉だけで効果をあげることは少ないでしょう。

体験的に、実感をともなって伝えることが必要です。


塾生が達成した笑顔は素晴らしいかったです。

次の課題、目標を設定して、

次なる「育み」をサポートしていければと思います。

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