2015年11月3日火曜日

教育指導の根底を支えるもの

本日は文化の日。情報収集&勉強がてら、

子育てに関する教育講演会に出席いたしました。

某プロ野球選手の親御さんの講演会でしたが、

とても参考になりました。


この親御さんは野球経験者でないのに、

いかにプロ野球選手に育てたのか?


才能や興味、運など、いろいろな要因があることは

間違いないのですが、親として大切にされている

教育思想があってこそだと思いました。


その思想の引用は、

山本五十六(やまもと いそろく)の言葉にありました。

※山本五十六(新潟県長岡市の生まれ)
 太平洋戦争時に連合艦隊司令長官を務めた人物。
 
彼は
アメリカとの国力の違いをよく知っていたために、
 誰よりも戦争に反対していたと言われています。



今でも管理職の方や、経営者の間ではよく引用される言葉です。


(1)『やってみせ、言って聞かせて、

   させてみせ、ほめてやらねば、人は動かじ

 ⇒ 実際にやってみせる。やり方を言って聞かせて、褒める。

 ※正しい勉強の仕方を伝えること。褒めること。


(2)『話し合い、耳を傾け、承認し、

   任せてやらねば、人は育たず

 ⇒ 話し合って、相手の言葉に耳を傾け、

   相手を認めて、仕事を任せることによって人を育てる。

 ※生徒の声を真剣に聞き、自主性を重視して育てる。


(3)『やっている、姿を感謝で見守って、

   信頼せねば、人は実らず

 ⇒ やっている姿を感謝で見守って、信頼する。

   これを無くして人は実らず。

 ※勉強している姿を見守り、適時アドバイスし、

  達成できることを信頼する。信頼なくして、自立学習は実らず。


「仕事」に関する言葉ではありますが、

「仕事」を子どもの「勉強」や「スポーツ」と置き換えても

大いに通じるところがあります。


また、私たちが取り組んでいるコーチング指導にも

大いに通じる点があり、なお一層、自信を持って

子どもたちを指導していきたいと思います。


自立学習のショウイン」、これからも宜しくお願いいたします!

0 件のコメント:

コメントを投稿