2013年4月20日土曜日

応用力はどうやって付けるのか?

保護者の方との話で、『応用力』がテーマになることがあります。

「応用力」という言葉をよく使う教科は、主に算数・数学ですが、
少なくとも算数・数学でいえることは、

応用力がないのではなく、ただパターンの演習量が少ないだけ

という点をまず説明しています。




ただし、演習といっても、1問1問を自分自身の力で、
解説を読み解き、身につけていく学習を積み上げる

という条件があります。

基本を少しひねった問題なのに・・・と、
経験値を積んだ我々大人は思うものですが、

子どもからすると すこしでもひねられると、
未知の問題に遭遇した(大げさですが)ぐらい、
どう解いたらいいかわからない状況になります。

解ける問題をどんどん増やして、パターンを身につけて、
「対応力」をつけることが、まさに応用力です。

「身につける」という点も大切で、間違えた問題を1回解いたくらいでは
身にはつきませんから、日を置いて3回以上は復習すること。
だから、ショウインが指導している「まちがいノート」は重要になります。

応用力は抜群の数学センスを持った子以外は、
簡単にはつきません。時間がかかります。

高校入試を見据える場合には、中1の数学からとても大事になります。
『わからない』が増えないように、早め早めの準備が大切です。

0 件のコメント:

コメントを投稿