2013年5月28日火曜日

本当の学力を得るためにはどうしたらよいか?

テストで良い点をとるために頑張る!

「テストで良い点」をとろうとする姿・方向性は素晴らしいものです。

ただし、同時にバランスも大切です。

テストのためだけの詰め込みの勉強を続けていたのであれば、
テストでたとえいい点を取れたとしても、
次のテストや受験のときには勉強した内容を忘れてしまい、
また同じことを勉強しなければならないのです。

やはり、「一時的に覚えた」のではなく、
本当の意味での学力(時間がたっても継続する学力)が
必要になるのです。

本当の学力を得るためにはどうしたらよいか?

簡潔にまとめれば、

・繰り返すこと
・アウトプット訓練

の2つが重要です。

長期的に繰り返せば、学習した情報は血となり肉となり、
暗記ものであれば、条件反射のように、解答が出てくるようになります。
算数・数学なら、経験に裏付けられたヒラメキが得られやすくなります。

そして、アウトプットの訓練。
これは、情報を発信する訓練でもあり、
自ら考えて解く訓練でもあります。

外に「頭の中の情報」を出すことによって、
鮮度の高いインプット情報が瞬時に自然に手に入り、
さらに次のアウトプットを生むというサイクルです。

情報の読み書きが高頻度で行われることにより、
効率的に学力を鍛えることができます。

本当の意味での学力・・・これの身に付け方を知った子は
生涯にわたって、かけがえのない財産を得たようなものです。
ぜひ、ショウイン塾生には、「本当の意味での学力」を
つかんでもらいたいと思います!(^-^)

2013年5月21日火曜日

勉強した事が吸収しやすい状態

ショウインでは、夕食前に勉強をしましょう!
ということを、別のコラムで書いていますが、

生物的に考えてみると、わかりやすいかもしれません。


・満腹時より空腹時に勉強する
・少し低めの温度の中で勉強する


というのは、学習効果を高める環境として挙がることがありますが、
生物的には、命を守らなければならない危機的な状況の時、
注意力や記憶力が向上することに関係します。

人は寒いと感じたり、空腹を感じる時に、
危機的な状況だと脳が錯覚することで注意力や記憶力が増します。

これを学習環境として考えると、
「勉強した事が吸収しやすい状態にある」といえます。


だからといって、食事をとるな、寒いなか震えながら勉強しろ
というわけではありませんが、

・勉強をするなら食事は腹八分で抑える
・室温の温度も温かくなり過ぎないように少し低めにする

ということが、勉強をはかどらせる上で大切ということです。

これから暑くなってきますが、冷房による冷え過ぎも
十分に気をつけながら、空腹もうまく利用して、
少しでも勉強効率を高めてもらえればと思います(^^)

2013年5月14日火曜日

「勉強する!」という子どもの決断

入塾前にご相談いただく声で多いのは、

うちの子、勉強しないのよね~

という保護者様のお悩みです。


子どもが「勉強する!」と、
心の奥底からこみ上げる「本当の気持ち」を持つには、
どうしたらよいのかという話ですね。

この点については、ショウインでは学習システムの仕掛けや
コインシステム、コーチング(ほめ伸ばし)など、
個別に様々な手法によって指導していきますが、

「勉強する!」と子どもに決断させる時期は、
早いほどいいです!

早くから勉強することを始めれば、
勉強を積み重ねてくる量が圧倒的に違ってきます。
当然、そのぶん学力に差が出てきます。

また、決断が遅くなるほど、「勉強しない」という習慣がついてきます。
子どもの価値観も、勉強以外の選択肢を中心とした価値観が
形成されてきます。それに乗じて、勉強内容も難しくなってくれば、
ますます気持ちを変えるのが難しくなってきます。

後から勉強という選択肢を迫られることで、
「勉強は楽しくない・嫌なもの」という価値観に変わってくる

・・・というように、自然と「心のブロック」ができてしまいます。





しかし、現実は遅かれ早かれ、人生においては
誰でも「勉強する!」と決断しなければなりません。

・人より早ければ優越感
・人より遅ければ劣等感や周囲からのプレッシャー

心境的にも、早いほど有利です。
ぜひ、お早めにお気軽にご相談いただければと存じます。
様々な事例、経験をもとにお応えさせていただきます。

2013年5月6日月曜日

子どもの学力をアップさせる魔法の言葉

実は、子どもの学力をアップさせる魔法の言葉があります。

「魔法」というと少々大げさですが、要は「呼びかけ」によって、
子どもが自分の力でミスを発見できるようにさせてあげるのです。

算数・数学で言えば、

 「計算する順番は大丈夫かぃ?」

 「かっこの外し方は大丈夫かぃ?」

といった声かけです。

子どもの置かれている状況、性格、学力、将来のビジョンなど、
状況に応じて効果が一番高くなるように、
声かけの内容や、声の高低・強弱を変化させます。


結果的に子どもの自立力、学力をアップさせるので、
魔法の言葉なのです(^^)


ショウインでは、教育コーチングを導入しています。
生徒一人ひとり、丁寧に指導し、

子どもの可能性を引き上げること

に日々努めて参ります(^-^)\

2013年5月2日木曜日

勉強の戦略・戦術

「同じところを複数回やる」という話。
勉強ができる子には、いたって普通のことなのですが、
勉強が苦手な子、成績が伸び悩んでいる子には、
なかなか伝わらない点です。

一見、次々に新しい問題集に手を出し、
どんどん勉強を進めることは良いように思いますが、
一つ一つの知識が薄いまま、弱点をそのままに進むから
応用力もつかず、結果的に点も出ない・・・ということがあります。

勉強では、2段方式が効果的で、
まず1段目で、「学習内容の全体像を把握する」ということに
重点をおくことです。

教科によって異なりますが、ショウインで言えば、
「ノート学習」の段階がこれにあたります。

勉強以外でも同じですが、物事を完成させるには、
最初に「完成図」を見ておくことが大切ですね(^^)

次に2段目。2段目では、1つ1つの内容を細かく勉強することに
なりますが、ショウインで言えば、
「学習モード」「弱点バスターモード」「テストモード」といったところでしょう。


◆最初に完成図を見る (戦略:敵を知る) マクロ


◆知識をより深く定着させる (戦術:繰り返す) ミクロ


勉強ができる子は、必ずといっていいほど、
何か「工夫」があるものです。

学習システムは、「戦術」部分で便利に働くツールですから、
来たるデジタル教科書時代に合わせて、「道具」を
うまく使いこなしてほしい!というのが、ショウインの提案です。

少しでも早く、ショウイン式を広げていきたいと思います!(^^)