2015年2月21日土曜日

「後ろ姿」の教育



より良い学習指導や子供たちへの教育を考えると、
小手先のテクニックはたくさん挙げることができます。

しかし、大元にある、最重要な「」があってこそ、
実績をともなって成せることです。

たとえば、先生が「人権の尊重」を熱弁したとしても、
その先生の日頃の言動とは結び付かない場合、
生徒の心には届くことはありません。

逆に、日頃から 励ましやいたわりの言葉を欠かさない
先生は、何も語らなくても生徒は「他者を大切にする」
ことを学ぶことができます。


「後ろ姿」の教育

根底にある「志」や「思いやり」が、
「後ろ姿」を作っていきますね。

学習支援に関わる者こそ、
教育的な価値のある「後ろ姿」を作れるよう、
日々努めなくてはなりません。


「共に学び共に育つ」者として絶えず努力を続けていく。

明治維新の原動力となった高杉晋作や明治政府の
総理大臣・伊藤博文など、幕末から明治にかけて活躍した人材を
育てた吉田松陰(よしだ しょういん)の教育思想にもつながります。

新学期までもうすぐですが、
私たちの「後ろ姿」を再チェックしつつ、
より良い指導へつなげて参りたいと思います!

2015年2月13日金曜日

学年末テストの時期

学年末テストの時期です。
学年末テストは、「学年の単元総復習」として扱う学校がほとんどです。

ですので、今までは一夜漬けで丸暗記してなんとかなった人は、
試験範囲が広い学年末では対応できないことがあります。

学年末テスト対策にあたっては、次の点が重要になります。


1)自分の弱点単元を見直す

 ショウインでは学習システムに弱点チェックがあり、
 過去の学習記録を見れば、弱点箇所を見つけやすいので、
 取り組みやすいですが、ショウインの塾生でない場合は、
 日ごろの学習ノートが重要になってきます。
 弱点箇所を記録したノートがあれば、効率的なテスト対策となります。


2)1年間分の定期テストを見直す

 定期テストは、学習してきた分野の大切な部分を問題にしています。
 過去の単元を復習するためには非常に役に立つアイテムです。
 過去の定期テスト問題をもう一度解いて、理解できているか
 チェックしておきましょう。
 (過去の定期テスト問題は捨てないように整理しましょう)


 「学年末テストで、もう一度出題してみよう!」と考える先生は多いです。
 1年間の自分の学習を振り返る意味でも、過去の定期テストは必ず見直しましょう。

2015年2月6日金曜日

勉強ができない原因

入塾をご検討中の保護者様より、連日勉強のご相談を承っております。
特に「学年末の総復習」や「新学期へ向けた準備」というお声が多いです。

お子様のお勉強について、ご相談をいただくわけですが、
正直、私共のような学習サポートを専門としている者からすると、
勉強ができない原因は、どこからでも、どのようにでも指摘することができます。

単元レベルで弱点を洗い出すなら、学習システムで学力スキャンを
行えばよいですし、そもそも勉強ができない原因を見つけることは
「自主自立の学習姿勢」を育む過程からすれば、ただの情報にしかすぎません。

大事なのは、すぐに改善できない原因にばかりフォーカスして
お子様を責めるのではなく、すぐに改善できる原因にフォーカスして、
具体的な改善方法をお子様と一緒に考えることです。

ショウインでは学年の枠にとらわれず、「できるところから始める」ことを
徹底しています。 それは子ども自らが自信を育みながら学習を始めることが
小手先で教え込むよりも、中長期的にはるかに価値があるからです。

生涯学習の根幹にもつながる、
ショウイン式の学習法を少しでも多くの方にお伝えできればと存じます。