2013年9月6日金曜日

実は成績アップ、学力アップといっても・・・

実は成績アップ、学力アップといっても、
いろいろな種類、見方、目指し方があります。

1) 定期テスト
2) 実力テスト
3) 入試本番で通用するか
4) 高校で通用する力はついているか
5) 本当の学力や賢さは身についているか


高いレベルの高校に合格する子ほど、
1)~3)は、基本的に身に付いていますが、
4)、5)になると、必ずしも身に付いているとは限りません。

がんばってギリギリ志望校に滑り込んだけれど、
高校で通用する力が身に付いていないために、
学力に伸び悩んでしまうケースはよくある事です。

4)では、自主自立の学習姿勢、継続する力、習慣性が問われますし、
きめの細かさ、計画性(予習・復習)も重要になってきます。

5)では、勉強で蓄えた知識を自分のものとして、
自分の考えとして活用できているか、相手に伝えられるか、
状況を察することができるか、智恵にまで高めているか、
といった、人間性も含めた、応用力にあたるものです。

5)は本当に奥深くて、生涯を通して誰もが追究することになる
分野です。高校なら高校の、大学なら大学の、社会人なら社会人での
「本当の学力」「賢さ」が求められます。

以上のように、さまざまな指標、見方があるので、
目の前の定期テストを重視する人と、
高校進学後の将来の学力を重視する人とでは、
見るものが異なって当然です。

「定期テストを重視する人」と「通知表アップを重視する人」でさえ、
見るべき点は異なります。

以上のことから、まずは子ども自身に

自分が何を重視したいのか、すべきなのか

をはっきりさせることが第一歩です。

ショウインでは、この点についても日々の指導の中で問いかけ、
少しずつ意識できるようにしていきたいと考えています。

子ども達それぞれにフィットする、最適な学習の方向性を。(^-^)

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