2015年2月21日土曜日

「後ろ姿」の教育



より良い学習指導や子供たちへの教育を考えると、
小手先のテクニックはたくさん挙げることができます。

しかし、大元にある、最重要な「」があってこそ、
実績をともなって成せることです。

たとえば、先生が「人権の尊重」を熱弁したとしても、
その先生の日頃の言動とは結び付かない場合、
生徒の心には届くことはありません。

逆に、日頃から 励ましやいたわりの言葉を欠かさない
先生は、何も語らなくても生徒は「他者を大切にする」
ことを学ぶことができます。


「後ろ姿」の教育

根底にある「志」や「思いやり」が、
「後ろ姿」を作っていきますね。

学習支援に関わる者こそ、
教育的な価値のある「後ろ姿」を作れるよう、
日々努めなくてはなりません。


「共に学び共に育つ」者として絶えず努力を続けていく。

明治維新の原動力となった高杉晋作や明治政府の
総理大臣・伊藤博文など、幕末から明治にかけて活躍した人材を
育てた吉田松陰(よしだ しょういん)の教育思想にもつながります。

新学期までもうすぐですが、
私たちの「後ろ姿」を再チェックしつつ、
より良い指導へつなげて参りたいと思います!

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