2012年6月18日月曜日

内閣府発表の「子ども・若者白書」

先日、内閣府から「子ども・若者白書」が発表されました。

平成24年版子ども・若者白書 概要版(PDF形式)
http://www8.cao.go.jp/youth/whitepaper/h24gaiyoupdf/index_pdf.html


平成23年の若年無業者
(15~34歳の非労働力人口のうち,家事も通学もしていない者)の数

は、なんと60万人!
(内訳としては,15~19歳が9万人,20~24歳が15万人,25~29歳が
18万人,30~34歳が18万人)

仕事に就いている人も含めて、仕事観としては、

仕事の目的は「収入を得るため」が63.4%で最も高い。
次いで「自分の生活のため」51.0%、
「自分の夢や希望を叶えるため」15.0%、
「家族の生活のため」12.6%、
「仕事を通して達成感や生きがいを得るため」11.3%

となっています。


将来の日本を担う日本の若者。

志高く、元気に、ハングリーな意欲を持って・・・

という明るいイメージとは逆に、現実思考で且つ、内面的な印象でしょうか。


これからは国際化の時代です。小学校でも英語の授業がはじまり、
中学校・高校でもしっかりと学ぶことになります。(学ぶ機会があります)

国語や社会、数学、理科は当然大切なのですが、
今回の「子ども・若者白書」を見たところ、

英語 → 国際的視野 → 自分の夢・目標 → 意欲アップ

という流れは重要なように思います。


何のために勉強するの?

当然、「子ども自身のため」ですが、
それは同時に「将来の就職のため」でもあり、
「達成の中に育む自信をつけるため」でもあります。

また、「身につけた知識を活かして、周囲の役に立つ」というのもあるでしょう。
(この考えはビジネスへつながっていきます。)

自分から周囲への視点となるとき、だんだんと
吉田松陰が言った「学は人たる所以を学ぶなり」 という境地になっていくように
思いますが、「世界に通用する人材づくり」という視点は
今回の「子ども・若者白書」でぜひ、ショウインでは大切にしたいと
再確認できる材料でした。

皆さんは、「子ども・若者白書」に何を思いますか?

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